業務内容
◯ はじめに
◯ 清酒製造業務
◯ 日本酒の楽しみ方
◯ 日本酒ができるまで
はじめに
日本酒は、製造に必要な知識と技術が全国各地に伝わるとともに、約2000年もの間、日本人の生活と文化の中で中心的な役割を果たしてきました。
日本酒は、日本人の食生活に深く関わっています。
日本酒は米を主原料とし、麹と呼ばれる微生物と酵母によって造られる醸造酒で、アルコール度数は13~18度くらいです。
水の質も重要です。各地域のおいしい水が日本酒の特徴に生かされています。
種類はいろいろあり、温めても冷やしてもよく日本の四季に合わせて楽しめます。
清酒製造業務
銘柄 | 特徴 |
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都姫 | まろやかな味わいが特徴。 |
神韻純米吟醸酒 | ほのかな吟醸香が飲む人を引き付ける逸品です。 |
商品の詳細はコチラ
日本酒の楽しみ方
日本酒は“燗してよし、冷やしてよし”という世界でも珍しいお酒です。温めても冷やしても飲めますし、常温でも楽しめます。すなわち飲用温度は、他の酒類と比較すると幅があり、5℃~55℃位までと、広範囲にわたっています。
日本酒は、伝統的な陶器、磁器、漆器などのほか、グラスでも楽しむことができます。器の形状や、素材により、また飲用温度の違いによる器の選び方でも、それぞれの味わいの変化(バリエーション)が楽しめます。
このように、日本酒は幅の広い飲み方や味わいのあるお酒ですので、日本の四季や料理のタイプに応じて、さまざまな楽しみ方ができますし、カクテルのベースにもなります。
食材、調理方法に関係なく世界中のほぼどのような料理にもよく合います。だからこそ、フランス料理やイタリア料理などの洋食レストランでも提供されているのです。
日本酒は、素材の味を高め、同時に肉やシーフードの強い匂いを和らげます。したがって日本料理や西洋料理の仕込みや味付けにも広く用いられています。
日本酒のできるまで
◯ 日本酒の原料
日本酒は、米、米麹、水、を主原料とし、麹と呼ばれる微生物と酵母からできている醸造酒です。
アルコール度数は13~18度くらいです。
日本の米は一般に2種類に分けられます。主として食用にされる米と専ら酒造りに使用される米です。
日本酒に使用される米は、大粒・軟質で、低たんぱく質であり、また高価です。栽培技術が食用の米に比べて複雑だからです。
水の質も重要です。各地域のおいしい水が日本酒の特徴に生かされています。
◯ 造りの特徴
日本酒はワインやビールのように発酵させて造られますが、製造方法はワインやビールよりも複雑です。
ワインは、ぶどうをつぶして酵母を加えると自然に発酵します。日本酒の場合は、米に酵母を加えても発酵しませんので、米の澱粉を糖分に変える麹が必要です。糖分に酵母が加わることで米の発酵が始まります。
同じ容器の中で糖化と発酵が同時・並行的に行われるので、「並行複発酵」と呼ばれます。